※木曜・土曜日の診療は13:00まで
※診療時間30分前で受付終了になります。
訪問診療後の診療開始時間は、状況によって前後する場合があります。
鳥栖は佐賀県の中でも長い間お住まいの方が多い地域で、ご年配の方も増加傾向にあります。
お酒を好む地域柄、肝臓に疾患を抱える方や糖尿病のケアが必要な方が多いですね。
年齢を重ねても健康に気を遣ってお元気に日々を過ごしておられる方、長期的な治療やサポートが必要な方、あまり検診に縁が無いという方、さまざまな方がいらっしゃいますので、私たちはその方に合わせたお付き合いやサポートをしていく必要があると思っています。
とにかく、まずは患者さんにとって相談しやすい場所になりたいということですね。
なんでも話せるような雰囲気づくりを意識しています。
当院は幅広い治療に対応しているという点からも、患者さんの訴えはさまざまです。
どんな不調を感じているのか、どのような痛みを抱えているのか、どういったことでお悩みなのか、患者さんそれぞれ違いますので、まずはきちんと訴えを聞いて、適切な診療を行えるように努めていきます。
私個人では「話しやすい」「優しい」と言っていただけることが多くて嬉しい限りです。
当院全体においても、患者さんから親しみを感じていただける環境づくりに注力しています。
待合にはコンシェルジュがおりますが、患者さんからお声をかけていただいたり、感謝のお言葉をくださる方がいたり、お手紙をいただけたこともあります。
そうした患者さんからの温かいお声が、職員のやりがいにつながっていると感じます。
そうですね、リハビリは今後注力していくべき課題の一つだと考えています。
現在は3名の理学療法士が、入院中の患者さんも外来の患者さんも対応していますが、人員を増やしてより良い医療の提供に努めていけたらと思っています。
さらに、無料送迎サービスを拡充させることで、リハビリが必要な方にもっと気軽に当院をご利用いただけるようになったらいいなと考えています。
病診連携は地域の課題として私たちもしっかり考えていく必要があると思います。
例えば、地域的な特徴として鳥栖は糖尿病のケアが必要な方が多いのですが、それを必ずしも一つの医療機関だけで完結させるのではなく、患者さんに合わせた専門家を紹介したり、他の医療機関と連携してサポートしたり…というように、幅広い目線から医療・福祉の体制を作っていけたら、より地域の皆さんに貢献できるのではと考えています。
大学時代にお世話になった先輩が整形外科医だったことがきっかけですね。
そこから佐賀医科大学、国立三角病院など数カ所で研鑽を積んできました。
現在は当院で整形外科の疾患に関する全般と、リハビリテーション科を診ています。
整形外科では「肩が痛い」「腰が痛い」など慢性的な痛みや、リウマチ、骨粗鬆症のご相談が多いです。
また、手術後のリハビリや後遺症改善のために通っている患者さんも多くいらっしゃいます。
リハビリにいらっしゃる方に関しては、若い世代から高齢の方までとても幅広いですが、鳥栖も高齢化が進んでいますので、入院される患者さんの年齢層は年々高まっているのを感じます。
そうですね、骨粗鬆症はご年配の女性に多く見られる疾患です。
自覚症状が出ないため、骨折して初めて気づくという方も少なくありません。
当院では骨粗鬆症の検査も行いながら、早い段階で疾患と向き合っていけるようにしています。鳥栖市でも骨粗鬆症検診には力を入れて取り組んでいますので、ぜひ年に一度など定期的に検査を受けていただきたいですね。何においても予防と早期発見は大事ですよ。
しっかりコミュニケーションを取る、という点を意識しています。
情報の共有はもちろんですが、外来・入院問わず皆さんにお声がけをしたり、リハビリ中の患者さんの様子を見に行ったりと、患者さんの近くにいられるように動いています。
病院によっては入院と外来でスタッフが変わるというところも多いですが、当院は一貫して治療を担当しますので、常に患者さんの状況を確認しながら必要なサポートができるという特徴があります。
だからこそ患者さんとの距離を近く保ち、安心していただけるように気をつけています。
医院全体でリハビリには注力していく考えです。
当院のリハビリは理学療法士を中心に、患者さんに合わせたプログラムで進めています。
嬉しいことに患者さんからの評判も良く、幅広い年齢層の方が健康のために前向きにリハビリに取り組んでおられます。
そういった患者さんの気持ちにお応えするためにも、今後は一層誠意を持って治療を行っていく所存です。
地域の町医者として、患者さんの気持ちに寄り添い、なんでも相談できると思っていただける場所であり続けたいですね。